前の日記がどうしても更新できず再うp。 見られる方は男子フィギュアSPハイライトを勝手に書きましたので、 流し読みしてみてください。 さて、五輪に間に合うように見所を書きたかったのですが、 ダラダラしてるうちに日テレや特番で語られてしまいました。 重複しますが、既に解ってる方はスルーでお願いします 基本の基本。 まず、フィギュアスケートの「フィギュア」とは何ぞや? 私がよく衣装や美少年など、容姿の話をするので 「人物」だと思っている方は不正解。 これは、図形という意味です。 逆に、紛らわしいですが絵かきの方なら解ると思います。 キャンバスやパネルには規定サイズがあって、 それぞれF10号などと表記されています。 Fサイズは人物の方のFigureです。 PはPaysageで風景を描くのに。 МはMarineで海景を描くのに適したサイズです。 縦横の比率が順に細長くなっていきます。 (キャンバスの話は真央ちゃんの時にでも出すとしましょう。) 諸説ありますが、氷の上に図形を描いて遊んでいたのがフィギュアスケートの始まりだそうで。 もんじゃ焼きみたいなw 昔はコンパル(規定)という、 今の、音楽に合わせて滑る競技プラス、 決められた図形をいかに正確に描けるか。 という競技がありました。 つまんないし、選手の負担になるから廃止されたようですが。 伊藤みどりさんはコンパルがあまりよくなくて、成績に響くこともありました。 で、図形を描く。といいましたが、 何を使ってなのかと言うと、 スケート靴のブレード(刃)です。 靴の下についているキラキラ光ってるアレです。 ブレードは幅がわずか3~4ミリの細いものですが、 真ん中はかまぼこのように窪んでいて溝があります。 (私や)解説者がよく、「エッジ」というのはこの溝の両端の部分。 スケート靴の右足を踵から見たと想像してください。 左側(内股)がインサイドエッジ。 右側(外側)がアウトサイドエッジ。 左足はこの逆になります。 選手はインとアウト、「必ず」どちらかのエッジを使い分けて図形を描いているのです。 これが基本で、他につま先や踵、どちらに体重を乗せるかも違いがあります。 総じて、フィギュアスケートはリンクというキャンバスに いかに美しい図形を描くのか を競っている競技だと言えます。 ですので、私が、 足元を見ろ! どこ見てんのよ!! スっカスカじゃないの!! と憤慨するのはこのためです(笑) さて、次はジャンプです。 実はジャンプにも回転数だけでなく、種類と難度があります。 難しい順、特典の高い順に アクセル(A) ルッツ(Lz) フリップ(F) ループ(Lo) サルコウ(S) トウループ(T) 上記6種類が現在競技で使われているジャンプです。 (トゥループなどと表記するメディアは氏ねばいいと思う こんなにあるの? と思われる方が多いと思います。 私もそうでした。 旧採点は6.0満点の採点だったので、何を持ってそうなるのか素人にはよく解らなかった。 さらに、ある選手の得点を故意に下げた、審判員買収の八百長事件があってルールが改正されました。 今は技それぞれを細かく分類し、 それぞれにレベルと「基礎点」をつけることにしました。 その合計点で競う事にしたのです。 これにより、技・エレメンツの明確な遂行性と、 選手の技術やレベルがより解りやすくなりました。 特に、フィギュアなんて女子が見るもの。 なーんてイメージが、スペック分析の好きな男子にもファン層が広まったのはよいことだと思います。 (事実うちの弟も見るようになりましたw) 逆に、本来は順位を決める為の点数が、 天井がなくなった事で、点数出し放題になってしまったのは…また別の話。 話をジャンプに戻して。 見分け方ですが、 ●A・アクセル Axel Paulsen(ノルウェー)の編み出したジャンプで、 踏み切りのエッジは左足(右回りは右足)のフォアアウト。 このジャンプだけが前向き踏み切りなので、実際の回転数は1回転半、 2回転半、・・・と他のジャンプに比べて半回転ずつ多い。 半回転で終わったものはワルツジャンプと言うが、 アクセルを跳ぼうとしていた場合は、1回転に満たないアクセル(0点)として記録される。 前向きに踏み切って後ろ向きに着氷。 (着氷は必ずトウ・つま先で行います) 他のジャンプより半回転多いジャンプです。 1番見分けやすいジャンプです。 真央ちゃんの得意な3A・トリプルアクセルで説明しますと、 前向きに踏み切って、空中で3回転回ります。 さらに半回転回り、後ろ向きに降りてきます。 うーん、よくわからないという方は自分で1Aをやってみてください。 前向きに踏み切り、一回転、さらに半分回って後ろ向きに着地です。 おわかりいただけただろうか?(笑) ま、半回転多いから難易度が高いんだなー。てことです。 真央ちゃんが凄いのは、3Aを飛べる女子が世界で数人しかいないからです。 ●Lz・ルッツ Alois Lutz(オーストリア)の編み出したジャンプで、 踏み切りのエッジは左足のバックアウト、 右足はトウピック(最も先端のギザギザ部分)を突いて補助する。 このジャンプだけが踏み切り前に左後方へ時計回りの流れに乗り、 その遠心力に対抗して跳ばなければいけないため、比較的難しい。 なお、右回りは左右逆。 また、トウを突かずに跳ぶものはトウレスルッツ toeless Lutz と言う。 フリップとの違いに関して、長らく、踏み切る側の足での後ろ向きのアプローチから跳べばルッツだとの、本質を見誤った認識もあったため、フリップのようにインエッジで踏み切られることが少なくないが、 これは間違った跳び方(フルッツ)である。 また、同じ後ろ向きのアプローチでも、バックインとバックアウトの2通りが考えられるが、元来はジャンプの前後ではっきり異なるカーブを描くことのできるバックアウトであった。 だからと言って、バックアウトでアプローチすればルッツになるわけではなく、その後の踏み切りでアウトエッジを使うことこそが肝要なのである。 まぁ・・・細かい事は置いといて。観戦者の見分け方なので、 後ろ向きに長い助走で滑ってきます。 「アウトサイドエッジ」で踏み切り、ジャンプして着氷します。 慣れていないとアウトかインか見分けつかないと思いますが、 ジャンプ前に長~い助走してたらルッツぐらいでおkです。 得点の高いジャンプです。 ●F・フリップジャンプ Flip。ジャンプの1つで、踏み切りのエッジは左足のバックイン、 右足はトウピック(最も先端ののギザギザ部分)を突いて補助する。 右回りは左右逆。 サルコウと同じエッジを使い、これにトウを突いたものなので、 トウサルコウという別称もある。 ルッツとの違いに関して、長らく、前向きのアプローチから直前に順回転のターン(向きの変更を伴うステップを含む)を入れればフリップだとの、本質を見誤った認識もあったため、ルッツのようにアウトエッジで踏み切られることが少なくないが、これは間違った跳び方(リップ)である。 同じ順回転のターンでもスリーかロッカーかではターン後のエッジは全く逆になり、そのまま跳んでよいはずがない。 向きの変更を伴うステップであるモホーク、チョクトーについても同様。 踏み切り時には通常のスケーティングよりはるかに大きい荷重がエッジを通して氷面に加えられるのだが、こうした踏み切りのエッジの誤りは、力を加え易い方へ偏りがちになることが原因の1つと考えられる。 ステップ用語は無視してくださいw あくまで、観戦者のジャンプの「見分け方」ですから。 前向きに助走。直前に後ろ向きになり、「インサイドエッジ」で踏み切りジャンプします。 着氷は後ろ向きです。 これもインサイドかどうかが鍵ですが、ルッツと似ているので見分けにくいジャンプです。 ジャンプ直前に後ろ向きになったらフリップだと覚えましょう。 選手も飛び分けが難しく、eマーク(Wrongエッジ)や、 !(アテンション)がつけられるジャンプです。 ルッツなのにインサイドだった、 フリップなのにアウトサイドだった。 通称、フルッツやリップなどと言われて減点対象になります。 女子で6種ジャンプを完璧に飛び分けできるのは数人で、 中でも安藤美姫選手はエッジ矯正を徹底させた選手。 ルッツ+ループの最高難度のコンビネーションジャンプが飛べます。 ●Lo・ループジャンプ Loop。ジャンプの1つで、踏み切りのエッジは右足のバックアウト。 トウは使わない。 Werner Rittberger(ドイツ)が編み出したので、ヨーロッパではリットベルガーと呼ばれることも多い。 右足のバックアウトで踏み切るため、ジャンプコンビネーションの2つめ以降で使うことができる。 なお、右回りはいずれも左足。 また、跳び上がらず、輪を描くような感じでクルッと回るものは、 ターンの1つとみなされる。 ループジャンプの踏み切りから着氷までの一連の動作もこのような感じになる。 これは片足だけで飛ぶジャンプです。 (皆そうなんだけど。補助がないという意味で。) 飛ぶ前に、軸足の前に反対の足を出している。 身体を捻るように構えていたらループ。と覚えましょう。 ランビエールは捻り入れないで、軸足だけでクルクル~と回ってきて、そのまま飛びます。 ファンの間で、くるくるループと呼んでます。 ●S・サルコウジャンプ Ulrich Salchow(スウェーデン)の編み出したジャンプで、 踏み切りのエッジは左足のバックイン。 トウループのように両足で跳ぶ者も見られるが、右足を振り上げて片足で跳ぶのが基本。なお、右回りは左右逆。 両足を八の字に開いて構えます。 アクセルの次に見分けやすいジャンプ。 安藤美姫が得意とするジャンプです。 4回転もこのサルコウで飛びました。 ●T・トウループジャンプ Toeloop。ジャンプの1つで、踏み切りのエッジは右足のバックアウト、左足は後ろに引き、トウを着いて補助する。 着いたトウがアクセルのように前を向くのは、トウアクセルと言って良くない。 右足のバックアウトで踏み切るため、ジャンプコンビネーションの2つめ以降で使うことができる。 なお、右回りは左右逆。踏み切りのエッジがインのものはトウウォーレイと言うが、判定はトウループとして行われる。 1番簡単なジャンプ。 トウで氷を蹴って飛び上がります。 見分け方のコツ…は、氷のカケラが舞い上がる…でしょうか? (両足を急速に揃えるように、膝を締めるように飛び上がる…かな?) 1番簡単で勢いがつけられるので、コンボ(コンビネーションジャンプ・連続ジャンプ)のセカンドに付ける事が多い。 男子の4回転はこのジャンプが殆ど。 4Sはジュベールや本田君など限られた選手しか飛べず、成功率も低い。 なので、現在は最高難度と言ってよいジャンプ。 つまり、実況などで4回転というと、4回転トウループの事を指している。 4Sの記録を持つ安藤美姫はいかに凄いのか、 おわかりいただけただろうか?←2回目(笑) さらに彼女は3Lz+3Loという女子最高難度のコンボが飛べる。 これは2ndがTだとTの特性、トウで蹴ってさらに勢いをつけられる。に対し、 Loは1stで着氷したその足で再び飛び上がるから。 2ndループがいかに難しいか、おわかりいただけry 言わずもがな、記号の前の3とか4とかは、回転数です。 てなわけで、まずはジャンプの種類解説まで。 じゃあ、選手は得点の高い3Aばっかり、3Lzばっかり飛んでたらいいんじゃないの? と、言いたい所ですが、それはルールに違反します。 それぞれのジャンプの基礎点について、ルールについてはまた次回。 参照「フィギュアスケート資料室」より ttp://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/9074/index.html